現在日本人の寿命は延び続けており、人生100年時代という言葉がすっかり定着してきました。
しかし人生100年時代となると、60歳定年退職、後は老後の余生という従来の考え方を根底から変える必要が有ります。会社の定年退職は人生Season1の終わりに過ぎず、ここからは人生Season2の始まりと考え直さなくてはなりません。
第二の人生を充実したものにするためには、古い価値観を一新し、新たな生き甲斐やモチベーション維持に繋がる次の人生の目標、目的を持つことが不可欠です。
そこで当社は、生涯現役、生涯学習という観点から敢えて定年制を設けず、高齢者となっても能力、気力、体力が続く限りは長く働き社会貢献に尽くして貰いたいと考えます。勿論高齢者に限らず、起業家精神を持った意欲的な方であれば、老若男女問わず広く活躍の場を広げられるような企業風土の構築を目指します。
今日本は国難とも言うべき幾多の難題に直面しています。例えば少子高齢化問題。それに伴う労働人口の減少。また極めて自給率の低い食の問題。そして地球温暖化に伴う気候変動。それによる農作物や海洋資源の受ける深刻な影響等等です。
そこで当社は微力ながらもこうした問題解決の一助となる仕事を勧める事を、社業の最大目的と考えます。
少子高齢化を止めるためには、完結出生児数(一組の夫婦が一生の間に設ける子供の平均数)を増加させることが最も有効な手段です。合計特殊出生数(一人の女性が一生の間に生む子どもの平均数)は1.34人と毎年減り続けていますが、完結出生児数は1.96人と安定した数字を保っています。現在は非婚化、晩婚化が進み、完結出生児数が減り続けています。だからこそ当社は結婚を支援する婚活事業に注力します。
少子化に伴う労働人口不足について、政府はようやく重い腰を上げて外国籍人材を長期就労させるための移民政策に大胆な舵を切りました。当社としてはこの機をを逃さず、日本で長期の就労を希望する外国籍人材の就労ビザ取得、就活を力強く支援します。
日本の食の問題、取り分け農業においては農業人口の高齢化による生産性の低下に加え、地球温暖化現象に伴う気候変動による収穫リスクが増大しています。そこで天候に左右されず、効率的に収穫が保証される農業の工業化が日本にとっては大きな課題となっています。これが植物工場の存在意義です。当社は創業の時点で植物工場を手がけることを最大の目標として起業しました。植物工場運営という起業時の理念を今後も追求してゆきます。